写真が誰かの為に出来る事 - 乳がんの女性からのメッセージ-

 

秋は撮影で忙しくなる季節。

日々様々なご依頼をいただきます。

 

 

新しく事業を始める方やお仕事での

ブランディング、事業を拡大する方の

お手伝いだったり、何か一歩踏み出す

事が目的であったり、お祝いや記念日等

晴れの日を彩る撮影であったり、その

内容は十人十色です。

 

 

そんな中、複雑な思いの中撮影の

ご依頼をくださる方達がいます。

乳がん患者の女性達です。

 

 

 

 

「手術前の姿を写真に残してきたい」

 

この仕事に携わるようになって治療の為

乳房の切除を余儀なくされた女性達から

切実な声が寄せられるようになりました。

 

そんな責任重大な撮影を私がしてもよい

のだろうか…と思った時期もありましたが

すぐに、何がなんでも素敵な写真を撮って

彼女達が元気になる為のお手伝いが

出来たらと思うようになりました。

 

「撮ってもらっておいて本当によかった」

「今でも写真が支えになっています」

 

手術後、ガンを克服し笑顔でそのように言って

くださる姿を拝見すると、こちらの方がそんな

彼女達の言葉に支えられています。

 

 

そして、撮影に来てくださった彼女達が口を

揃えて言う事があります。

 

「定期的に検査を受けてね」

 

周囲の方にそう話した時に

「二年前に受けたから大丈夫！」と返事が

あったけど、それでは意味がない…と

先日もそんなお話がありました。

 

生涯に乳がんを患う日本女性は12人に1人と

言われています。

最後に検査に行ったのはいつ頃でしょうか。

このブログを読んだ方がご自身やご自身の

大切な女性について考える何かのきっかけと

なれば幸いに思います。

 

 

　

 

 

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